JUGEMテーマ:文房具・ステーショナリー

 

革との出会いはさまざまです。キャラメルキュールの場合、浅草橋のレザーショップ、浅草周辺の革問屋さんなどで現物を見ながら気に入った革を購入するところから始まりました。

 

そんな中で出会ったのが、カフー(カーフではありません)と呼ばれるコンビネーションなめしの革です。表面がマット(つや消し)な感じで、オイルを含んだ大変魅力的な革です。

染めのムラも素敵で、特にネイビーは紺色であったり、藍色であったりと、表情が豊かです。

 

 

ご覧の通り、いろいろなカバーを作りました。どれも少しずつ表情が異なります。この味わいは、後に虜となるElbamattやMaineというイタリアンレザーとも異なります。

 

いつもこの革を購入している店のご主人によると、カフーを作っているタンナー(なめし職人、またはなめし企業)はイタリアで修行したそうです。この味わいを出すのに試行錯誤して、コンビネーションなめしの採用に至ったとのこと。こういう話を聞くと、材料愛に萌えてしまいます。

 

ちなみにカフーはこの紺色だけでなく、ブラウンも採用しています。残念ながら現在はブラウンの革を切らしており、作品展開ができていません。もう少ししたらブラウンの革も仕入れてみようかと思っています。

 

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キャラメルキュールの作品はこちらでご覧になれます

https://www.creema.jp/creator/2332771

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新たな作品に取り組むきっかけはさまざまです。手帳カバーの場合は基本的に自分が使うことを前提に作っていますので、自分が使っている手帳以外のカバーは作っていません。

 

とはいえ、Creemaにサイズオーダーの依頼を頂くこともあります。キャラメルキュールは大きなサイズ(B6サイズ以上)のカバーは作ってませんので、大きなサイズのオーダーはお断りすることもあります。

 

で、ある日ある時、ジブン手帳Biz miniサイズのオーダーを頂きました。これが、

 

「B6スリム」

 

というちょー微妙なサイズです。B6より小さいし、ジブン手帳も大変気になっていた存在だし、

 

「よっしゃ、お引き受けしよう!」

 

ということになりました。カバーを作るにあたり、ジブン手帳Biz miniを入手する必要があります。現物がないとカバーの型紙が作れないのです。サイズ情報だけではダメで、現物がないと作れません。試作段階での微妙なサイズ調整にも現物は必須です。

 

「でも、ちょっと高いよなぁ」

 

と思いながら、丸善を訪れたら、季節はずれのせいでしょうか、2018年版が半値で売られていました。

 

「あ、これはもう運命だな」

 

などと思いながら、サクッと購入です。

 

 

問題はジブン手帳が「中綴じ」ではなく、たっぷりページの重たい手帳だということです。

トラベラーズノートのようにゴムでバインドするには、ちょっと重たいのです。重たい手帳をゴムでバインドすると、びよーんとゴムが伸びて、手帳がカバーからはみ出ることもあります。

 

結局これは杞憂に終わるのですが、ゴムひものテンションは試行錯誤しながら時間をかけて調整しました。

で、作品が出来上がった後、いつも困るのが価格設定です。ジブン手帳Biz miniサイズカバーの場合、いろいろ考えるのが面倒だったので、測量野帳カバーと一緒でいいやと思い、当初価格を2,800円にしました。

 

しばらくして、細かな計算をしてみると2,800円ではダメで、3,400円という価格が妥当であることが判明しました。

600円もの価格アップです。いっそのこと、このサイズを売るのやめようかとも思いましたが、せっかく作った作品であること、これを楽しみにしてくれている方がいるだろうことなどを考え、作品販売を継続することにしました。

 

 

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キャラメルキュールの作品はこちらでご覧になれます

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ハンドメイドフリマに出展する、ということは、もっとたくさん作品を作る必要がある、という展開になります。

作品の種類を増やす、色を増やすという、作品作りに燃えている自分にとって、火に油を注ぐような展開です。

 

特に「色を増やす」という考えは非常に魅力的です。新たに型紙を作る必要もなく、新色の革を購入するだけです。キャラメルキュールの色展開が足早に進んだのは、このような心の背景があったからです。

 

そしてハンドメイドフリマの初回を迎えます。こうやって写真を見てみると、まだまだ品揃えはかわいいものです。測量野帳カバー、A6サイズカバー、A7サイズカバー、それにA8サイズらしきものもありますね。ペンケースとチャームも。

 

 

ハンドメイドフリマのいいところは、直接みなさまとお会いでき、お話もできる点です。「ロディアの縦型メモ帳カバーが欲しい」とか、さまざまな要望も聞くことができました。そして、直接作品を手に取って、手触りや色合いを確かめることができます。

 

このあと何回かハンドメイドフリマに出展するのですが、Twitterでそのことをつぶやくたびに「通販しないの?」という問いかけをいただきました。さすがに通販までは手を出せないなとずっと思っていましたので、当時はCreema出店など全く考えていなかったわけです。

 

あくまでも趣味で作っているだけだし、作ることが楽しいから作っているだけで、ちょっとでも材料費をまかなえればいいかなという思いで、ハンドメイドフリマに単発出店しただけ、という感じですね。

 

結論から言えば、Creemaに出店して、全国のみなさまに作品をご購入いただき、なんか世界がぐーんと広がったなというのが現在の心境です。

 

 

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キャラメルキュールの作品はこちらでご覧になれます

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トラベラーズノートや測量野帳、システム手帳やクオバディス、様々な手帳やノートを使ってきましたが、「自分定番」がみつかりません。

どれも素晴らしく、半年から1年、長いものだと2年くらいは使います。が、やがて他のものに目移りして……、ということの繰り返しです。

 

そんな手帳人生の中で、「測量野帳をトラベラーズノートにバインドしてみたい」という欲求が沸き起こりました。トラベラーズノートのレギュラーサイズだと、どうしてもカバーの方が大きくなって、測量野帳をバインドできますが、中途半端感が否めません。

トラベラーズノートを切り刻んで測量野帳のサイズに合わせるという荒療治もありますが、根っから貧乏性の自分には出来ません。

 

そこで「自分で作ろう!」ということになりました。レザークラフトの経験が無くはないので、さほど試行錯誤することもなく、写真のようなカバーが出来上がりました。

 

 

ここまでは順調でした。いや、その後も順調なのですが、順調すぎてカバーをどんどん作りだします。

測量野帳だけでなく、A6サイズやA7サイズなどに手を広げ、さらには革の種類を増やし、という感じで作ることが目的化してしまったのです。

 

カバーが20冊くらいに増えた段階で、「こりゃ、いかん」ということに気付きました。そこで、材料費をまかなうという名目で手作りフリマに出展することを思いつきます。手作りフリマの出展経験がありましたので、これも抵抗なくすんなり進みます。

 

さて、ここでさらなる問題が発生します。問題というか、必然だったのかもしれません。この話は次回。ではでは。

 

 

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